DICOMゲートウエイ・配信サーバー

弊社のDICOMサーバーはデータを受信後、自動で解析処理を行い、結果をPACSへ送信します。条件を設定することで様々なデータを自動的に解析することが可能です。
1.胸部X線は自動心胸郭比計測を行い、結果データをDICOM-GSPS形式(アノテーション情報のDICOMファイル)を送信。
2.CT骨除去はCT画像から骨を除去したDICOM画像を新規に作成し送信。
3.頭部CTAサブトラクションはマスクデータを事前に登録し、同じIDの頭部造影データを受診時にサブトラクションを実行します。
4.胸部CT経時差分は同じIDの直近の胸部CTデータを自動で差分し、処理済みのDICOM画像をPACSへ送信します。
その他のアプリケーションも対応可能ですので、ご相談ください。
DICOMゲートウエイ


DICOMデータを受信後、要望に応じて処理し自動で配信します。
ゲートウエイ アプリケーションのみの納品であり、システムへの容量や負荷を圧迫しません。
ご要望に応じた配信機能を開発することができます。
上記の例は(左)受信データと同じ患者の過去データを指定に応じて各ビューアに送信する機能
(右)複数枚の一般撮影データを1データごとに分離し配信する機能
お客様のご要望により機能追加されています。
DICOMプロキシサーバー


DICOMプロキシ(代理)サーバーは各撮影機からPACSへのデータ送信の間を仲介することで、DICOM通信にかかる接続費用を最適化するソリューションです。
従来は各撮影機からPACSへ直接DICOM通信が設定されていたため「1.PACS機器が更新された際」「2.新しく撮影機が追加された際」に接続料金が発生していました。この接続料金は撮影機側とPACS側双方から発生します。
そこにプロキシサーバーを仲介させることで「1.ストレージのみ接続費用を1本のみにできます」「2.プロキシサーバー側の接続費用を抑えることができます」。さらに仲介しても転送スピードは落ちません。
先々の機器更新の際に発生する通信接続費用を最小限に抑えることが可能です。
DICOMデータ バックアップサーバー

DICOMデータのバックアップ用のサーバーです。画像解析ワークステーションで使用された薄いスライスデータやPACSに保存されている全ての画像データを、自動QRで引き取り、クラウドストレージに保存します。
自動QRは夜間(時間帯指定も可能)のみ動作させ、まずは直近から過去にかけて全てのデータを検索して蓄積します。
保存用のThn Sliceサーバーとして、またPACSのデータバックアップとPACSシステム更新時のデータ移行などに、有効活用いただけます。月々のお支払でストレージを提供できます。

